YACについて

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〔YACの沿革〕
財団法人日本宇宙少年団(YAC)は、1986年(昭和61年)11月に設立以来20余年もの月日が経ちました。現在のところ、全国に120余の分団が組織され、約3,000人の団員、約800人のボランティアリーダーとともに活発な活動が行われており、2007年(平成19年)度からは、さらなる宇宙教育実践活動の拡充を目指し、JAXA(宇宙航空研究開発機構)との本格的な連携・協力の取り組みが始まっています。



分団について

分団ロゴマーク
(福山南ローズスター分団ロゴマーク)


分団設立趣意書

趣  意  書

 この度、福山南ロータリークラブは、ロータリー100周年記念事業として、新たな新世代育成システムとして日本宇宙少年団 福山南ローズスター分団を設立しました。
 この分団は「(財)日本宇宙少年団(YAC)」を本部とするもので、現在8支部120分団が組織され、その一分団となるものです。
 設立の趣旨は本部の“目的”に準じますが、将来的には福山にない「科学未来館」のような施設の設立と充実を期しています。

 特色としましては、リーダーがロータリアンとアクターの混成で奉仕の実践をすることです。
アクターに奉仕の機会を与えることにより、アクターのリーダーシップ育成にも繋がり、奉仕の喜びを謳歌出来るものと確信致しております。しかし、子ども達の芽生えた疑問に応え育てる社会の環境は、残念ながら十分とはいえない現状にあります。これから新たな新世代育成システムの下で、宇宙・自然・生命・科学の不思議さに親しみ、楽しい事業になるカリキュラムの作成を目指してまいります。

 広島での国際ロータリー第2710地区 地区大会記念講演で、学習院名誉教授 川嶋 優(かわしま ゆたか)先生の「本当に可愛がるとは」の中で、「世界で一番素晴らしい仕事は育児である。9歳までは思考力がないので両親の躾・教育に勝るものはない可愛がって叱る事が大事だ。
可愛がらなくて叱ったり、叩いたりするのは虐待だ。悪い成績を叱ってはいけない、それは能力だから得手不得手があり全体的に見れば平等になる。9歳ころから自我に目覚め思考力がついてくる。」と言う内容の講演を聴きました。

 私たちは、思考力がついてきた少年に夢を与え、学ぶ楽しさを与える事で目的意識を探す活動を目指します。そして、21世紀の宇宙・地球・世界・日本・郷土及び地球上に生きるすべての人たちのことを真剣に考えてくれる人材を育成していきます。

2004年12月
日本宇宙少年団
福山南ローズスター分団
分団長 瀬来 和男
役員一同


名称ローズスターの由来

福山市の[市花]は「バラ」です。
バラ祭りをはじめ色々な催しを行なっております。
夜空に輝く「薔薇星雲」も天体を代表する星雲のひとつです。
そこでスポンサーとしてバックアップしていただいているロータリークラブの「福山南」とばらの町 福山の象徴である「ばら」を結合させて横文字にしたものです。 

薔薇星雲
2008年1月3日に撮影した「薔薇星雲」
撮影:児玉英夫


結団式の模様

2月20日、広島県で福山南ローズスター分団が結団

結団式記念撮影

的川泰宣先生

 平成17年2月20日(日)、広島県で4つ目の分団となる福山南ローズスター分団(広島県福山市、瀬来和男分団長)が結団しました!
結団式は福山市のふくやま芸術文化ホールで行なわれ、YAC本部からは斎藤紀男専務理事とJAXA執行役でYAC本部の相談役でもある的川泰宣先生が出席しました。
分団長をはじめとするリーダー33名、団員40名でのスタートとなったこの日は備後ローズスター分団の皆さんや、みなべ梅の里分団、呉やまと分団、福山市幹部、地元選出の衆議院議員、地元ロータリークラブの方々などたくさんの人がお祝いに駆けつけてくださいました。

斎藤紀男専務理事と後藤翼団員

 式では斎藤紀男専務理事から瀬来分団長へ分団登録認証状と分団長委嘱状が手渡され、YAC団旗と宇宙パスポートは分団員代表の後藤翼団員に手渡されました。
後藤翼団員は「YAC活動を通して宇宙のことをもっと知りたいと思います。」と意気込みを語りました。
宇宙パスポートが団員へ福山南ローズスター分団結成のきっかけとなった福山南ロータリークラブ100周年実行委員長の北野リーダーは「どんどんチャレンジして、もし失敗しても、「なぜだろう?」の気持ちを持ち、またチャレンジしましょう。失敗して学んだことは一生忘れませんよ。」と新しく仲間となる団員にメッセージを送りました。
また、本部から出席した斎藤専務理事は、結団にあたってご協力いただいた方々に感謝の気持ちを述べるとともに、子どもたちに「面白いこと、わからないことはまずは自分で考えてみましょう。わかったらすごく楽しくなりますよ。その楽しさを宇宙少年団で味わってください。」と祝辞を述べました。
 結団式の後は的川泰宣先生が宇宙についてのお話をしてくださり、いのちを大切にするということや、冒険心を大切にするというYAC団員としてとても大事な心構えを団員に伝えてくださいました。
これから福山南ローズスター分団は福山市内を中心にものづくりや星空観察、地元の文化体験などの活動をし、またキャンプや他分団との交流も積極的に行なう予定です。
(日本宇宙少年団ホームページ YACニュースより抜粋)